初夏のみどりいっぱいの中、演奏してきましたぁー☆
晴れた!!
いえーい!
私たちの日ごろの行いがいいのか(笑)Yomomachaの夫婦のパワーか?
お客さまの祈りのおかげか、佐用町の神様が歓迎してくれたのか??
梅雨の合間の晴れ間の一日となりました!
前日まで雨予報だったので、フードのテントは中にしようか?とか話していたので、ガーデンでお茶できて、理想通りの光景がみれてうれしかったですーー!
この季節に開催ができて、ほんとうによかった!!
ライブについては私たちGingerMummy のサイトに詳しく書いたので、こちらではほかのことをつらつらと。
GingerMummy の相方のToyoakiさん目線のブログはこちら → Piper’sCaffe
ではお時間のある方、どうぞ~*
・・・・・
この場所で、この季節に、ライブしたい!!
春に海内ピクニックに出演させていただいたときに、楽しかったけど時間なくて、目と鼻の先にあるこのYomomachaGardenに来れなかったことが心残りでした。
で、イベント出演後すぐだったけど、企画してしまいました(笑)
〇出会い
Yomomachaの夫婦とは、大学時代に隣の大学同士で出会っていて、もう20年くらい!
ひー。
時がたつのは早い。。。
その当時はお互いがこんな風になるなんて思っていなかった。
と思う。
少なくとも私は予想だにしない人生になっています。
Yomomachaの二人は、自分たちの夢の通りの人生を歩んでいるのかも。
コツコツ型の二人は、ずっとぶれない。
継続は力なり。
っていうけど、そんな固い感じでなくて、楽しいからやってる!ってのが伝わってくる。
Yomogiは、” summer house ” をたった一人で5年もかけて建てたし!
Machaも大好きなお菓子作りをずっと作り続けています。
出会った時は細かったYomogiの腕も、今ではたくましい山男!!(笑)
現代風な山男☆彡
Machaも笑顔がどんどんステキになって、いい夫婦だなぁ!
人は年齢とともに生き方が見た目に現れてくる。
二人とも出会ったころより今がステキ!
こんな風にいっしょにイベントさせてもらえるなんて、あの頃は想像もしていなかった。
感慨深い日となりました。
よもぎ、まちゃ、ほんとうにありがとう♡
◯ガーデン散策ツアー
ライブ後にYomogiがガーデンを案内してくれた時間が感動でした!
歩きながら質問責めして、笑っ
いろいろ話聞けました。
ずっと建物をいつか作ってみたいと思っていたこと、
パーマカルチャーを学びに行った先のオーストラリアで、畑だけでなく、家も手作りする光景を見たこと、
それで、誰からも教わることなく、独学で、たった1人でこのSummer houseをつくったこと、
その場の思いつきでどんどん作っていったから、木の自然な形を利用してつくった扉の枠に合わせて、後から扉を作った時に、めっちゃ苦労したこと、笑
でもそのやり方がかっこいいし、その方がぜったい面白い!!
ほかにも、
コンポストトイレは茶畑に利用していること。お茶の木と相性がいいこと。
コンポストトイレも自分で作ったこと。
ニワトリも飼い、卵は毎朝の朝ごはんにしていること。
山には10年前に植えた木々が大きく育ってきたこと。
(ヘーゼルナッツの木もあった!)
養蜂もしていて、はちみつは手作業で絞り、作っていること。
これからまだまだやりたいことがあること。
山の斜面から見下ろした風景は、素晴らしい眺めでした。
この風景は、佐用の元からある自然と調和した、よもぎがつくった芸術作品!
なんかすごいエネルギーをsummer house 自体からも感じていたけれど、ガーデン全体からも感じました。
Yomogiがすきですきで創り上げた世界。
大迫力で、ほんとに美しかった。
〇新しい出会い
この日初めてこの地へ来たお客さまもいらした。
前からここへ来たかったけど、このライブ告知を見て今日だ!と思ってくれたそう。
そんな方が何人かいらして、めっちゃうれしかったです!
〇あたらしい試み
私たちのライブはオリジナルの曲は日本語詞が多いけれど、カバー曲は英語が多くて、しかもふるーーい曲だったりするので、前から気になっていた訳詩を説明するコーナーをつくってみました。
プリントが間に合わなくて(すみません、笑)訳詩を朗読するコーナーになってしまったりしたけど、個人的にそれもけっこうアリだと思いました。
meditationのナレーションをしたことがあるのですが、それと感覚が似ていました。
なのでまた朗読コーナーするかもです。
〇湖のような音楽
そして念願の、静かなライブもできました。
湖のような音楽がしたい。
去年、夜の琵琶湖でそう決意してから、今回やっと叶いました。
琵琶湖が好きで毎年行くのですが、特に夜の静かな湖といったら!
湖にうかぶ月の美しさ。
静かな波の音。
ずっと聴いていたらすごく癒された。
音楽なんて必要ないのでは??
そう思ってしまった。
どうせやるなら、この湖のような美しい音楽をやろう。
そういう基準ができました。
それに向かってこれからもやっていきます。
◯あなたはうつくしい
その第一歩が新曲でした。
『 あなたはうつくしい
この花が美しいように
あなたはうつくしい
この木々がうつくしいように 』
スラスラとできたのは、今回のライブが決まってから。
この場所をイメージしていたら、この日必要なメッセージが出てきた感じです。
あまりにも美しいYomomacha Gardenのグリーンが、行く前から想像できていました。
いや、でも、にんげんも美しいねんで!
自然は愛せるけど、人間、自分は愛せてない人いるかも。
そんなことを思って。
オーガニックの八百屋で働いていた時から、そういう人は意外と多いな、って感じていたことでした。
自然を愛することはすばらしいこと。
なんやけど、一番近い自然である自分のこと、大切にしてね。
誰かに伝わっていたらいいなぁ。
曲についてはあんまり語ったら、人によって受け取り方違っていいからあかんよなぁ、って思ってたけど。
やっぱ書くことにしました(๑‾̄〰‾̄๑)
場所から感じて書いたのは初めて!
できたときうれしかった!
〇メッセンジャーとしての役目
ただ、楽しいだけじゃない、心に残る、
明日からまた前向いて生きていこう、
ってそう思ってもらえるきっかけになるような音楽をしたかった。
自分ができることは微々たるものかもしれない。
けれど縁があって来てくれた人に、
何か一つでも気づきなどを持って帰ってもらえたら。
ほんとうの自分に帰ることのできる時間。
そんな時間をライブでしてみたかった。
ほんとうの音、本音を、
音楽を通して気付いてもらえたら。。。
それを軸に、曲のリストも今回から場所に合わせて直感で決めることにしました。
この場所にはどんな曲が必要だろう?
この日来るお客さまには、今この曲が必要なのではないか?
インストで心を洗ったり、楽しくなってゆるんでもらったりして、
歌詞のある歌はメッセージとしてえらびました。
〇うれしい感想
この日、何度も泣いてくれたお客様がいらっしゃいました。
わたしがこの日のために選んだ曲は、その方の心に届いたよう。
ご病気があり、生きることがつらそうな方でしたが、瞳はキラキラしていて、あぁ、この人は大丈夫だ!と私は感じました。
最後は笑ってお見送りできてよかった!
ライブ後のバタバタした短い時間でしたが、話せてよかったです。
音楽活動でしたかったこと、ようやく少しずつスタートした気分でした。
◯今回の気づき
「 音楽家は人の役に立てる仕事だ。 」
今回やっと自信が出てきました。
ずっとそうは思えなかった。
なんだか言葉ばっかりやし、音だけやん。
命を救う現場にいる仕事をしている人たちと比べて、自信がありませんでした。
私の周りはなぜかそういう仕事をしている人が多くて。
でも、私は音楽で命を救われたにんげんです。
歌詞をお経みたいに唱えて、乗り越えて来れたんです。
それをすっかり忘れていました、笑
おーい!!笑っ
私は人生のどん底で音楽と再会しました。
病気と震災と、あとは詳しくは書けませんが、笑
病気になって初めて、本当にしたいことできてなかったこと思い出せたし、
震災があった時に、なんでわたしなんかが生き残ったんやろう?!って落ち込んで、生きてる意味がわからなかった時も、
その時初めて生かされてるんだ、って実感した。
生かされた命なら、何か役に立たせないとダメだ。
そのことも重なって、音楽を始めました。
始める時も誰も周りに音楽家はいなかったし、親友にさえ反対された。
誰にも応援されないことを始める勇気をもらったのも、ある曲の歌詞でした。
わたしがする音楽の道は、ただの娯楽や、感情のはけ口みたいなモノではないことを、心が、体が、わかっていました。
余計に怖くて進められなかった。
こわくてこわくて泣いていました。
そんな責任のある仕事、できない!
そう思ってました。
精神的に、片手間でできるようなものでは無い、とわかっていたので、金銭的にも体力的にも、人生全て賭けないといけないってわかってました。
音楽の道を歩きなさい!!
その声が頭に鳴り響く日々を一年くらい抵抗して、やっとこさ動き出しました。
それでも、目の前のことに必死で(ビジネス的にとか、テクニックとか)本来の道を忘れかけて、また病気になりました。
思い出した今、また少しずつ復帰できています。
活動があまりできていなかったのはそのためです。
ちがう道を歩こうとするとすぐ体調に出てしまう。
今だって怖いし、正解なんてない。
体も完全ではなく、活動があまり活発にはできていません。
けれど、やる。
それでも、やる。
あきらめない。
そう思えるようになったのは、
どこかで待つ人がいる、と思えたのと、
好きなことをやり続けるのは、こんなにも人を圧倒させるパワーを与えるんだ!
って、Yomomacha Gardenに教えてもらったから。
他にもいろいろな出来事が重なって。
よもぎ、まちゃ、ありがとう。
そして、あの日、出会ったお客さま、
ありがとうございました!
そしてそして、
いつも一緒に活動してくれてるトヨアキさん、
いろいろ巻き込んでごめんなさい、笑
みなさんに心からの感謝を♡
coma
追伸
すっごーーーく長くなったので、笑っ
ここからYomogiがライブ中にお話してくれたことを書こうと思います。
以下、Yomogi 談。
『 昔からこういう建物をつくりたい、という願望があって。
元々はここは畑だった。
野菜を作っても獣がたくさん攻めてくるから、食べられたりして、畑をつぶして。
じゃあ、ここにライブとかイベントとか、ワークショップとかする建物を自分で作りたいな、というのがきっかけ。
みんなが集まれる場所。
最初はこーしたいあーしたい、とかなくて、ただ作りたいだけで作ったっていう。
衝動にかられる感じ。
1人で土台からつくった。
そういうのがすごく楽しい。
デザインのヒントはない。
柱は山から切ってきて、じゃあ壁はどうしようか?って作りながら考えていった。
チェーンソーで、山から切ってきた。
1人で運んで、1人で梁のせて。
技術は学んでなくて、本と…ネットで!
(ここで一堂、えええーーー!!!笑っ)
あと、そういう人の家に行ってみたりとか。
外国って、自分で家建てたりとか、メンテナンスするのが当たり前で、すごいなぁって思って。
パーマカルチャーが好きで、オーストラリアまで行った。
ファームに行くと、だいたいみんなでおもしろい家を建ててる人がたくさんいて。
屋根が草屋根で、床がタイルで。
パッシブソーラーハウスって言われてるらしくて。
冬の角度だと太陽が下の方を通り過ぎていくので、太陽がバーーーッと差し込んで、タイルがあっためられて部屋が暖かいとか。
夏だと高くなるから太陽が入らないように、屋根の角度とか設計されていて、すごいなと思った。
寒すぎる時と暑すぎる時とかはどうしようもないけど、ちょっと寒いなとか、ちょっと暑いなって時は、この中だと快適に過ごせる。』
私「音楽もにてるなー。日本だと商業的な音楽とそうでないのとか、楽器は買うものとか、プロとアマとか、ハッキリ線引きされてるけど、海外では生活の中に音楽があって、台所で演奏したり、スプーンが楽器だったり、自由。
セルフビルドに通じるような。」
Yomogi 『うん。すごいねっていうけど、作り始めたらやっちゃうと思う。』
私「作ろうと思うか、思わないか、だね」
Yomogi 『ワリと簡単にできると思う。』
(一堂また爆笑!)
私「要するに、みんなできるってことやね!」
たまたま一部始終が動画に残っていたので、書き起こしてみた、笑っ
いやあ、いいインタビューだったなぁ。
初めてガーデンにこられた方もいらっしゃったので、話できてよかった!
長くなりましたが、最後まで読んでくれた方、
ありがとうございます(๑‾̄〰‾̄๑)
ぜひ Yomomacha Garden へ行ってみてね!
また私たちも行きたいので、ライブかイベントか何か企画したいなぁ!
都会暮らしで疲れた人を癒したいから、バスツアーしたいぐらいです、笑
誰か企画してください(๑‾̄〰‾̄๑)
ではまた〜♪
〇追伸2
木を植える男、ヨモギみたいなおじいちゃんの本。
すごくステキな方。
Yomomacha Gardenのようなお庭の本。
よもぎもすきな人。
言葉もすばらしく、私はおばあちゃんにプレゼントしました♡